こんにちわ!院長の佐藤です!!
さて、早速ですが、「むちうち」「むち打ち症」とは一体何なのでしょうか?
難しい言葉で言うと「外傷性頸部症候群」と言うそうですが、分かりやすい言葉に変えると、「首に強い力や衝撃が加わって、現れる症状」と言ったところでしょうか。
日頃、治療に当たらしてもらっている患者様の中には
「昔、事故でむち打ちになったから、天気が悪くなると首や肩が痛くなる」
と、仰る方もおられます。
・・・果たして、それは本当に天気のせいなのでしょうか?
「むち打ち」は、傷跡が皮膚表面に残らない為(当然ですが)、被害者自身が症状を軽く捉えがちになってしまいます。
実際、「むちうち」の症状は事故当日より、翌日や2・3日後に「首が回らない」「頭痛がする」「吐き気がする」等の症状が段々と強く現れます。
そんな時、「むち打ち」に対する知識があれば、すぐに病院や接骨・整骨院で検査・治療を受けようと思い立つのですが、中には「まぁ、その内治るだろう」と放っておく方が大半です!
そういう方達が、「昔、事故でむち打ちになったから、天気が悪くなると首や肩が痛くなる」と仰る訳です。
決して天候のせいではなく、事故に遭った時、「むち打ち」になった時にきちんと治療を受けていない過去の自分のせいなのです!
ただ、中には「ちゃんと病院に通院した」と言う方もおられます。
そこで治療内容を聞くと
「痛む箇所のレントゲンを撮って、湿布貼って、痛み止めを飲んでました」
これでは、きちんと治療を行ってもらったとは言い難いです。
先ほども述べた様に、「むち打ち」は傷跡が皮膚表面には残りません。
ですが、中の筋組織は痛み・壊され・損傷しているんです!
レントゲンでは、「骨の状態」しか見ることが出来ないので、折れているか否かしか判断出来ません。
なので、折れていなければ「(骨には)異常なし」の診断が出され、筋組織の損傷は見逃されてしまいます。
だからこそ、湿布や薬だけでなく、きちんと手で「診る」必要があります。
では、一体何処で診てもらえば良いのか?
長くなりましたので、このお話の続きはまた次回にさせて頂きます!
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