こんにちはみはぎの整骨院です。
お盆も終わりましたがまだまだ暑い日が続いていますね。
今日は夏バテに良い食べ物ゴーヤの栄養、効能について
ご紹介します。
東南アジアでは健康作りに欠かせない野菜で、日本では沖縄
や九州で栽培されてきました。ゴーヤの血糖値の降下作用
は、インドネシアの民間療法で顕著な効果が出ています。
これに注目し研究を進めたところそのポリペプチドPが
インシュリンと同じ糖尿病治療効果を持つことが分かり、
糖尿病の新薬として期待されています。
また、他の研究ではゴーヤのタンパク質の一つの成分を
悪性リンパ腫を発病させたマウスに注射したところリンパ腫が
消えたという報告もあります。ゴーヤにはトマトの5倍もの
ビタミンCが含まれておりその効能は抗酸化作用があり血管
の老化や動脈硬化を防ぎます。また、コラーゲンの生成を
促進し細胞、皮膚、血管壁を丈夫にする働きやウイルスを
抑制する事による風邪の予防、ストレスによるアレルギー
疾患にも効果があります。
カリウムも豊富で利尿作用とナトリウム排出作用があり、それ
による血圧降下作用もあります。また、造血に欠かせない
鉄分も豊富に含まれます。
現代研究ではゴーヤの脂質蛋白は免疫作用のある貪食細
胞であるマクロファージの活性を促進し免疫力を高めて炎症
を収める作用が認められています。また、ゴーヤの汁は
降血圧薬として臨床にも応用され、その有効率は80%にも
達しているとのことです。
ゴーヤは体にこもった熱を収めてくれるため夏バテの解消
には良いです。しかし、ゴーヤに含まれる成分キニーネには
早期、中期の流産を引き起こす作用がある為妊婦の方は
注意が必要です。
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