事故などで、首が、ガクガックっと、衝撃を受けたときに良く発症します。
正式には、「外傷性頸部症候群」とか、「頚椎捻挫」と言います。
最近では、ムチウチ症によってもたらされる様々な症状が、
脳脊髄液減少症という『髄液が慢性的に漏れることにより発生するもの』、
あるいは脳に損傷を受けた為に
身体の麻痺や高次能脳機能障害を発症する軽度外傷性脳損傷によるもの
との指摘がなされていますが、
器質的には、首部やその周辺の打ち身・捻挫・頭部外傷などで、
靭帯(じんたい)や関節包、筋肉などの障害のため、
外見上あるいはX線診断における変化は見られないことが多いのです。
首筋、背中、肩のこりや痛み、耳鳴り・頭痛・めまい・吐き気・食欲不振などの
不定愁訴などの様々な症状が患者側から訴えがある事はありますが、
医学的には認められるものは少ないのです。
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