こんにちは！みはぎの整骨院です！✨

今日は、当院に通院する方でも多い腰のヘルニアについて書きたいと思います！

●腰の構造
まず、首から腰に掛けて存在する背骨（脊椎）は、頚椎７個、胸椎１２個、腰椎５個の椎体と呼ばれるブロック状の骨が縦の並び、その椎体と椎体との間の椎間板（クッションの役割）で構成されます。

●原因
腰のヘルニアは重いものを持ち上げたときの負荷などにより、腰椎の椎間板の中に存在する髄核と呼ばれる構造物が飛び出し、神経を圧迫することによって発症します。

この腰椎椎間板ヘルニアは、腰に負担のかかる職業の人などに発症率が高く、喫煙習慣や既往症（かかったことのある病気）によっては発症のリスクが高まるといわれています。

●症状
腰のヘルニアの主な症状は、腰痛です。
また神経根と呼ばれる神経の大元の部分が圧迫されることで、足やお尻に痺れや痛みが出たりします。足の動きをコントロールする運動神経が麻痺してしまうと筋力が低下し、躓きやすくなったりします。また排便・排尿にも影響が出ることもあります。

●治療
ヘルニアの症状によって激しい痛みが出た場合、安静にする必要があります。痛みが生じないような姿勢で安静に保ち、コルセットなどの装具を付けると良いです。湿布や鎮痛薬を用いて痛みを和らげることもできます。
このほか、泌尿器系に障害が出た場合や肛門に痺れが出た場合は、外科的な緊急手術が必要になります。

ただの腰痛だと思っていたものが、ヘルニアや坐骨神経痛などつらい症状につながったりします。少しでも違和感を感じた場合はすぐに受診するようにしましょう！！

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