週末から来週まで雨マークが続いてますね！！

今回はその免疫力を上げるための食事についてお話します。

　
１　ヨーグルト
免疫力を高めるためには善玉菌でもある乳酸菌を増やして腸内環境を整える必要があります。
しかし、乳酸菌は胃酸に弱いので生きたまま腸に届けるのはなかなか大変です。
そこで大切なのはヨーグルトを食べるタイミングにあります。
胃酸の影響を受けにくいのは食後30分以内と言われており、空腹時を避けて食事の後すぐにヨーグルトを食べるのがベストタイミングなのです。

２　緑、赤、黄ピーマン
ピーマンには緑色のもの以外にも、赤色や黄色のパプリカがありますが、これらはビタミンCが多く含まれております。
ビタミンCはマクロファージやNK細胞といった免疫細胞を活発にさせる作用があり風邪などの感染症の予防に役立ちます。
特にパプリカからは緑ピーマンの倍以上のビタミンCを多く摂ることができます。
また、βカロテンも豊富で血管の老化による生活習慣病やガンの予防に効果的で、皮膚や粘膜の調子も整えて病原菌もブロックしてくれます。
βカロテンは油と一緒に摂ると吸収が良くなるので、油炒めなどにして食べると効率的に摂取することが出来ます。

３　ニンジン
肌や粘膜は外部からの細菌やウイルスなどの侵入を防ぐ免疫の最前線なのですが、ビタミンAが不足してしまうと肌や粘膜が乾燥してしまい大切なバリア機能が低下してしまいます。
ニンジンにはこのビタミンAが豊富に含まれている上、ビタミンCやβカロテンも含まれています。
しかも、根の部分だけではなくニンジンの葉には根の部分の約４倍のビタミンCが含まれており、骨粗鬆症の治療薬として利用されるビタミンKも多いので、免疫力を上げるだけではなく若々しい美肌作りにも効果的です。